昨夜NHKでも取り上げられた2158UBIC、意味を踏まえて文書解析する人工知能技術で特許を取得
昨日、NHK夜9時ニュース内の人工知能特集(経営も人工知能が行う時代が来たというキャッチのもの)でも取り上げられていた2158UBICですが、表記のIRが出されました。
同社はこれまでも特に法律文書の解析に力を入れていましたが、今回、単に膨大な法律文書の中からキーワードで検索するのではなく、センテンス(文)の意味を踏まえて文書を解析する人工知能関連技術について特許を取得したという事になります。
その影響か、本日は寄り付きで株価を上げています。
(NHKで紹介されたからというよりは、おそらくこの特許取得を受けてでしょう)
ある技術を開発したという事ではなく、その技術で特許を取ってしまったという事は今後独占的にその技術が使える、あるいは利用料を徴収できるという事ですからね。
これは経営上与えるインパクト絶大です。
私は同社株式は100株だけの保有ですが、今後さらに注目したいです。
それにしても、文章の意味も踏まえて人工知能が解析するというのは面白いですね。
余談ですが、最近は「人工知能が小説を書く」という事が話題になり、それでもまだまだ本当にゼロから機械が面白い小説を創りだすことは出来ないだろうと考えていました。
せいぜいが、これまで発表されている人間が書いた大量の小説中から上手く再構成したもの(つまり、ところどころをパクったもの)を提供する程度と考えていました。
しかし、文章の意味(たとえば、その文章が表す人間の感情など)を踏まえて解析できるという事は、その逆に「人間の琴線に触れる」小説を創作する事も可能になる気がします。
ネット上に溢れる膨大な文章(ブログ等々)から人の琴線に触れるパターンを抽出し、かつ現在の社会状況も読み解きながら「時代に即した泣ける(笑える)独創的な小説」も産み出される事でしょう。
(追記)
この記事を書いた後、2158UBICを100株買い増ししました。
ゆっくりと成長してもらえれば、それでいいです。
※他の投資ブロガーの成績も確認してみましょう↓