テスラがフォードを抜いたってよ！（スゲーな）
27日の終値換算で、新興の電気自動車メーカー「テスラ」が老舗自動車メーカー「フォード」を時価総額で抜き去ってしまった！
http://businessnewsline.com/news/201703280625530000.html
テスラはまだ赤字企業。
総資産だってフォードに比べれば何分の１というレベル。
つまり、期待で膨らんだ株価のおかげでフォードを時価総額で抜いてしまったという話です。
とはいえ、あのフォードを新興企業が抜いてしまうというの結構な衝撃です。
結果、現在の米自動車メーカーの序列は以下のとおりに。
１位：GM…524.5億ドル
２位：Tesla…457.7億ドル
３位：Ford…453.5億ドル
テスラを率いるイーロン・マスクは間違いなく天才ではあります。
ご存知のとおり、真剣に近い将来に人類を火星に移住させる計画を立てておりロケットも開発しています。
常人では出来ない「不可能を可能にする」人である事は間違いないでしょう。
そもそも、テスラも一応自動車メーカーではあるものの、太陽光発電大手のSolarCityを26億ドルで買収して全米最大規模の太陽光発電事業者ともなっています。
どう見ても、これからのエネルギー（再生可能な）の生産から消費までのプロセスを独占しに行っています。そこに、たまたま（？）電気自動車というものがあったという事でしょう。
ですのでテスラ株は、かつてのAmazon株のように数年のうちに株価数倍に跳ね上がるかもという夢があります。
しかし、その一方で未だに赤字であり、資産総額は遠く及ばないながら株価の力であのフォードを抜いてしまうというのは「期待だけが先行した超バブリー」状態とも捉えられます。
天才ゆえに、とんでもない想定外の悪い目が出ないとも限りません。
私も日本円換算で80万円ほどテスラ株を所有していますが、さらに集中投資していくか？と、考えると怖いものがあります。
それでも、４月から投資再開するにあたり、やはりテスラにもう少しだけいきたい気がします。
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