「リップル社の成長」と「仮想通貨XRPの成長」がリンクしない理由および対処方法
さて、リップル信者(リップラー)にとって気がかりなのは「リップル社の成長」と同社発行の「仮想通貨XRPの価格上昇」がリンクしていないという事。
リップル社は国際送金ネットワークのシステム提供で地位を確立し、日々、大手銀行や送金業者と提携したというニュースが流れて急成長していくことが予想されます。
一方でリップルのトークンであるXRPの価格は今年に入って下落の一途。
まあ、XRPの現在の価格下落は、基軸仮想通貨となっているビットコイン(BTC)の下落に連動しているだけとも云えますが、リップラーの思惑としては中央集権型であり実需があるリップルXRPはビットコインの値動きに関係なくブチ上がって欲しい~というものです。
しかし、そうならない。
その要因は、リップル社が提供するXRPを使用しない別のサービス「xCurrent」にあるのではないでしょうか?
最近、リップルの提携話では、XRPを使用するソリューション「xRapid」ではなく、むしろ使用しない「xCurrent」でのものが多く感じられます。
XRPは発行総数上限が1000億XRPと定められ、しかもセキュリティの関係上、XRPの取引が行われると、その手数料分のXRPが消滅していく仕組みです。
ですので、XRPには発行上限があり、しかも若干づつでも減っていく。
有限の物で、しかもそれに需要があれば価格が上がっていくのは自然の道理です。
なので、本来、リップル社が成長し、それに伴ってXRPの需要が増えれば確かに価格は右肩上がりになる筈です。
しかし、同じ会社で別のシステム(xCurrent)も提供し、そちらのシステムで充分に国際送金の利便性が満たされるのであればXRPの価格は騰がらなくても道理は通ってしまいます。
これが現在のXRPの価格が冴えないことの実態でしょう。
但し、XRPを使用する「xRapid」も大手の提携が進んでいるのは事実ですから、やっぱりXRPの需要が高まり高騰するシナリオも有り得ます。
難しいところです。
リップラーは悩みます…
私はXRPについては大半は売却し、2,380枚だけ宝くじのつもりで保有しています。
そして、リップル社の成長については確率の高い話と考え、リップル社に大きく出資して提携している日本のSBIホールディングス<8473>株を900株所有しています。
「xRapid」「xCurrent」いずれのシステムでも構わないのでリップル社の成長の恩恵を受けられるようにという思惑です。
尚、リップル社自体も米国で上場の噂は出ていますが、現段階では上場していないので同社の株を直接買うことも出来ず、SBIホールディングス<8473>株で間接的に関わっていくしかないのです。
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