「人工知能」関連銘柄に投資して老後資金5000万円を創りだす

48歳・自営業、妻子あり。将来の年金受給額は月84,000円(予定)。老後資金5000万円を貯める実録記。

老後資金の目安は?…安全圏は1億円、まあ大丈夫が5千万円!

老後資金って、実際いくら必要なのか?

 

それが分からなければ対策のしようもない訳ですが、個々人の置かれた状況により異なるので一概には言えない~というのが優等生的な答えなのですが、それではつまらないので思い切りザクッと下記のように考えてみましょうか。

 


■ほぼ安全圏…(65歳時点で)1億円

 

■まあ大丈夫圏…(65歳時点で)5000万円

 


これって一体どんな根拠?
と、思われた方は下記をお読みください。

 

但し、その前に重要な前提を一つ。

 

もし、貴方が最期を迎えるその時までずっと健康であり、多額の医療費・介護費もかからず、「持ち家」で家賃もかからず(固定資産税も安く)、かつ贅沢な暮らしを望まず、さらにさらに、年金が約束どおりに完全に支払われるならば…正直、老後資金なんて大して要りません!

 

ましてや、長年厚生年金に加入して受給額が月15~20万円もあれば尚のこと。

 

しかし、なかなか不安定な世の中なのでやはり病気・介護の事も考えて安心な額を知っておきたいというのが人情だと思います。

(尚、下記の計算では公的年金については一応約束どおりに支払われるという前提に立っています)

 

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◆なぜ1億円あると安全圏(っていうか、なぜ1億円も必要?)

  • 資産1億円の半分は現金預金で持ち、残りの半分(5000万円)は投資に充てる。
  • 投資分から年利3%程度の利回りを得るのは無理がないんじゃないかと考えます。(株式の場合、配当の他に会社の成長による株価の上昇分も利回りとして考慮)
  • つまり1億円の資産があれば5000万円を投資に充て、そこから年150万円程度の利回りが得られる可能性が高い。
  • 年間150万円の利回り収入に加えて年金(個人差あるので年額70~180万円程度と考える)があれば年収220~330万円になります。
  • 年間220万円~330万円あれば充分に暮らせます(夫婦の場合は配偶者の年金も加わるし)。
  • 健康時はそのように「配当利回り+年金」で、まあ老後としては充分な生活が送れそうです。
  • 病気等で老人ホームに入る状態になったら資産の1億円を取り崩していきます。
  • 資産1億円から入所金として2000万円を使います。残り資産は8000万円に。
  • 老人ホームは入所金の他に月々の利用料がかかります。
  • たとえば、利用料が月20万円とします。残り資産8000万円と年金をこの支払に充てていきます。
  • 8000万円÷20万円=400。ですから400ヶ月分(33年くらい)はお金が持ちます。
  • 実際には年金分も毎月の支払いに充てられるので、実質は資産から取り崩す分は月5~14万円程度です。
  • なので、実際には500ヶ月分(42年くらい)は持つので70歳で入所しても110歳までお金は持ちます。
  • 余程の不運がない限り安全圏といえます。

 

◆5000万円の「まあ大丈夫」とは?

  • 次に老後資金が5000万円の場合もやはり半分(2500万円)を投資に充てて、そこから年3%程度の利回りが得られると考えます。
  • つまり、2500万円をきちんと運用すれば年額75万円程度の利回り収入が得られます。
  • 年間75万円の利回り収入に加えて、やはり年金(個人差あるので年額70~180万円程度)があれば年収145~255万円相当の生活が送れます。まあ、贅沢しなければ何とかなるでしょう。
  • 但し、年収145万円の場合には持ち家がないと家賃負担もあり苦しくなります。早めに家賃の安いところを確保しておきたいです。
  • 健康時はそのように毎年75万円の利回り収入+年金で生活を賄います。
  • 病気等で老人ホームへの入所が必要になったら、やはり資産5000万円を取り崩します。
  • この場合、入所金0円で毎月利用料25万円のところに入所すると考えます。
  • 5000万円を取り崩して毎月施設へ25万円の支払いをしても200ヶ月(16年ほど)は持ちます。
  • 実際には年金分も毎月の支払に充てられるので実質の自己資産からの支払いは月10~19万円程度です。
  • なので、実際には263ヶ月は持ちます。70歳からでも92歳まではお金が持つことになります。
  • 正直それ以上長生きした場合には苦しくなりますが、まあ平均寿命を勘案すると良いのではないかと。

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…とまあ、非常にザックリとした話ではあります。細かい話をしだすとキリがなくなるのがお金の話ですので、あえてザックリです。


少し厳しめに計算していますので、ここから各人の状況に合せて足したり引いたりして考えれば良いかと思います。夫婦の場合、単身の場合など状況に応じた計算をお願いします。

 

尚、年金額は月6万円(国民年金の場合)~月15万円(厚生年金の平均的数値)で算出しました。

 

そして、投資資産から年利3%得られるという部分は、まあ一般的なラインかと思います(ピケティは確か投資資産からの利回りは4%くらいとしていませんでしたっけ?←あの本読み返すの面倒なのでスミマセン、ここ不確かです)。

 

但し、運が悪いと自身が老後を過ごしている20~30年の間、世界的に経済が伸びずに堅実に国際分散投資(インデックス投資の一つ)をしていても利回りが全く得られないとか、資産が目減りする可能性もあります。

 

まあ、世の中に「絶対安心」という状態はないという事です。

時には不運も受け入れる必要があります。

 

しかし、5000万円~1億円の老後資金を持ち適切に運用できれば、まあ大体は大丈夫だし、自己努力はきちんとしたと納得できるのではないでしょうか。

 

あっ、あと65歳からいきなり投資をするというのも危険です。

老後を迎える前に実際に投資に触れておいた方が間違いが少なそうです。

 

※こちらのブロガーさんたちは堅実に老後資金を貯めそうです↓

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