「人工知能」関連銘柄に投資して老後資金5000万円を創りだす

48歳・自営業、妻子あり。将来の年金受給額は月84,000円(予定)。老後資金5000万円を貯める実録記。

個人事業主(国民年金)は老後資金4000万円が必須だ!

個人事業主は国民年金なので、どうしても受給額が低くなりがちです。

私の場合も「年金ねっと」で試算して月額約8万円の予定です。

 

もはや、約束どおりに年金が支給されたとしても生活できないレベルです。

しかし、個人事業主の方々がそうした現実を認識しているかといえば正直、ほとんどの人は何も考えていません(周囲の事業主へヒアリング済)。

 

「いや、なんとかなるっしょ!」

 

と、良くも悪くも事業主特有の楽天さで過ごしています。

個人事業の場合(たとえば町の飲食店・小売店など)年をとっても働けるのだから良いのでは?~なんていうのは一昔前の発想であって、ネットもあり競争が激しい時代にあって正直、60代70代の事業主が若い競合や大型店、ネット販売に勝ち続けるのは不可能です。

 

こうした何も考えていない(私もつい最近まで考えていなかった)現個人事業主が月数万円の年金受給額で老後を迎える現実は結構、恐ろしいです。

 

単身であれ夫婦であれ一人あたりの受給額が10万円未満では、正直まともには暮せません。

 

かといって、30年後の日本で生活保護を申請してもそう簡単に通るとも思えません。

年金受給額、月額10万円未満の老人たちはその時どうなるのでしょうか?

 

で、こうした個人事業主に、

 

「じゃあ、オレたちはいくらの老後資金を貯めればいいのよ?」

 

と聞かれれば、ずばり「4000万円だよ」と答える事にしています。

 

「4000万円っていうと何だ?

節約して年間200万円で暮らすとして、それで20年間持つっていう計算か?」

 

いやいや、今や老後は20年では終わらないでしょう。

もはや、老後資金を取り崩して生きていくという発想では国民年金の人間は対処できません。

 

サラリーマン(厚生年金)であれば平均して月の受給額は15~16万円くらいあります。

それだけあれば、節約をすれば何とか生きてはいけます。

なので、節約を続ければ一応は老後が40年あっても破綻しないといえます。

 

しかし、我ら国民年金組は月額6~8万円ですから、確実に毎月、預金から取り崩して生きていく事になります。

 

ただ、それをやると20年間とか決められた期間ならよいのですが、90歳まで生きるかもとか、いやもっと生きるかもとなると計算が成り立ちません。

 

「少なくても80歳までには死なないと…」

 

という笑えない計算をしなければなりません。

なので、私たちは「想定以上に生きても大丈夫なように、毎月あと10万円を別のところから貰える仕組みを作る」というのが唯一の生き残る道になります。

 

年金以外に毎月10万円の収入を作る。

それも年をとって労働が出来なくなっても貰えるようにする。

 

それを実現するには、そう株(投資信託)からの配当しかありません。

毎月10万円の収入を得るためには年間で120万円分の配当(あるいは株価の上昇による含み益の増加)を得られるようにしなければなりません。

 

もちろん、株(投資信託)の配当・値上がりはその時々で異なります。

ですので、あくまで平均して年間120万円を得られるようにという事です。

 

平均して得られる利回りとなると、やはり3%程度が妥当といえます。

3%で120万円になるようにと計算すると、その元本は4000万円です。

 

4000万円を株・投資信託で上手く分散投資していく。

それで年間3%の利回りで120万円の不労所得が得られる事になります(もちろん確実にではありませんが、これまでの資本主義の歴史を見れば妥当な計算かと思われます)。

 

ですので、個人事業主は老後資金として4000万円は最低でも用意しておく。

そして、それを取り崩して生きていこうと考えると「長生きしたら地獄を見る」ので絶対に取り崩さない。

 

4000万円を分散投資して平均で年3%の利回り(120万円)を得続ける。

これで月額10万円の「自分年金」が作られます。

こうなって初めて「何歳まで生きてもOK」と云えるようになるのが自営業というものです。

 

実際には資産の全額を投資に回しているとメンタルが持ちませんので、さらに1000~2000万円の余裕資金はもって老後を迎えるのが理想的です。

 

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