初ももクロで頭のネジ外してきた&ビジネス的な気づき
『ももクロ夏のバカ騒ぎ2017』に行ってまいりました。
5万人を超える観客のペンライトの海は凄い!
ももクロマネージャーさんのUPした上記動画の中に私もおります(恥ずかしながら、目いっぱい踊り、なかこぉ⤴と叫んでおります。
若者に負けず、一緒にジャンプし扇子を振り回しました~
メンバーの「頭のネジを外していこ~」「バカになれ~」に従順に従い、たっぷりと愉しませていただきました。
しかし、一応経営者なので、ふと我に帰ると、
「入場料収入が5億弱か~」
「ハコ代とその他、コストはこれくらいかな~」
などと計算してしまいます。
以下、自分の為に覚書を。
- ももクロ(他のアイドルもだろう)ファンのグッズへのお金の掛け方はプロ野球ファンの比ではない。
- 入場料よりも当日のグッズ購入に掛けている金額が多いファンも多数いる(皆すでに充分なグッズを身にまとっているのに儀式のようにグッズ販売の長蛇の列に並び新たに買い求めます)。
- 後日販売されるであろうDVD等購入まで含めると、平均しても入場料より高い金額をグッズ・商材購入に充てているだろう(私もこの日のDVDが1万円くらいで販売されれば買ってしまいそうだ。それで入場料を上回る出費確定)。
- これは零細企業でも参考に出来るし、こうした附属商品を販売できるようになると利益率は大幅に上がる。
- グッズ・商材もその「モノ」が欲しい訳ではなく、体験(ライブ)を思い留める為に必要なのだ(私も今朝、赤いTシャツを洗濯物として干しながら昨日は愉しかったなあ~と、つい想い出に耽っていた)。
- つまり、附属商品は単に「モノ」ではなく想い出が呼び覚まされるものである必要がある(本サービスが最高の体験になっていないと話にならない)。
- 開演は17時からだが多くの人がお昼くらいには来場してグッズ購入や他のアイドル(まだ売れていないグループや恵比中など人気グループもあり)のステージを愉しんだり、地べたに座り込んでいる。
- しかし、炎天下であり正直そこで過ごす4~5時間は楽ではない。
- 色々な意味でこの一公演を見る為には「苦行」を強いられる。
- 資本主義というのは人間が「楽」「欲求」を追い求める事を止めない為に回り続けるというが、実は人間は進んで苦行にも身を投じる。
- 尤も、炎天下の中で苦痛な筈であるが、それぞれの推しメンのファッションを身に着けて同じ価値観の見知らぬ人と同じ空間を過ごせる事が何より嬉しいので、結局はそれは欲求を満たしているのだとも云える。
- 自分の席は当日行ってみるまで分からない。メンバーを目の前で見られる席になるか、スタンド席の最後方になるか直前まで分からない。
- それでいてチケットの値段は一緒である。
- それは転売防止の為の措置だが、価値が異なるサービス(最前列と最後列は明らかに価値が違う)が同一料金で販売され、それで納得する世界というのもあるのだ。昭和的な思考では正直はじめはそこに驚く。
- 但し、何回もライブに足を運んでいれば、ゆくゆく価値は均一になるので何ら問題はないともいえる(ある意味、直前まで席が分からないというのは、それ自体もドキドキする価値ある体験ともいえる)。
さてさて、メンバーも「外したネジはそのままではマズイですよ。月曜からはまたネジ締めてくださいね」と、云っていたように私も仕事、投資モードに戻していきます。
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