米国IBMの人工知能「ワトソン」の開発費用はいくらか?
人工知能「ワトソン」が、医師でも適切な診断をつけられずにいた患者のデータを取り込んだ瞬間に10分間程度で正確な診断を付け、人命を救ったというニュースに衝撃が走りました。
ワトソンなのに、ホームズより凄いではないか!
と、古典ミステリー好きの私はツッコミましたが…
それにしても、気になるのが「ワトソンって、一体いくらの研究開発費で出来ているの?」ということ。
かなり古い記事ですが、下記のようなものがあります。
この記事を読みますと、純粋な研究開発費という事ではなく、あくまで人工知能「ワトソン」事業全体に10億ドル(まあ、1,000億円ですね)の投資をするとあります。
私は個人的には日本の企業に頑張ってもらいたいと思い、人工知能分野に力を入れるDeNA<2432>やロボット分野で独自性を発揮するCYBERDYNE<7779>に投資をしていますが、DeNAの会社としての総資産がいくらかといえば2千数百億円ですよ。
なのに、米国IBMはワトソンの事業だけに1千億円の投資です。
規模からすると正直、米国企業には叶いません。
お金が全てとはいえませんが、現実的にはビジネスの成功可能性は投資額に比例するでしょう。
日本企業の総資産額に匹敵するような投資をする米国はやはり人工知能分野でも勝者となる事は間違いありません。
DeNAやCYBERDYNEには、是非その間隙をついて独自のビジネスを展開していただきたいです。
但し、人工知能・ロボット分野の成長に連動する投資益を目指す当ブログとしては、やはり米国企業を外す訳にはいかないなと、投資額を見せつけられるにつけ思う訳です。
もちろん、断続的に投資を続けている「たわらノーロード先進国株式」にはそうした企業がたくさん含まれるので、そこにも投資を続けていますが、人工知能・ロボット関連銘柄の米国個別株式にも投資していきたいです。
現在、証券会社(マネックス証券)にて米国株式の取引口座を準備中です。
先日のDeNA株を売却した資金などを充てていく予定です。
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